ペーパークラフト
「週刊DD51を作る」を冗談半分、本気半分でブログ記事として投稿したのですが、検索サイトから東ブログへお越しになられた方が数名いらっしゃったようですね。ニーズ有りますか?もし熱望される方がいらっしゃるのでしたら、本気モードのプロジェクトとして活動を開始しても良いですね。
ただ、図面を読んでペーパークラフトとして構成する時間が必要なので、実際に週刊とは行かないですが、そう遠くは無い将来にやろうと考えていたアイデアなので考えてみようと思います。
やはり、縮尺は最低でも1/87でしょうか。あと、1/80と1/45くらいをラインアップに揃えると言う感じで、カラーバリエーションも国鉄色、JR貨物更新色、北斗星色とか揃えることができたら楽しいかな。こうやってアイデア出しているときはワクワクしますね。
下の画像は、ポーランドGPM社が製造しているPKP(ポーランド国鉄)のDLを作ることができる型紙です。中は細かいパーツがカラー印刷されておりt0.2やt0.3の紙に貼って切り出すなど、細かく作成上の指示が記載されています。まぁ、こんな感じのものなら作れるかも知れませんね。
デジタルデータの保存性
ちょっと昨今のデジタルな生活について考えてみた。
現代社会においては、商業ベースの音楽や、映像、写真や出版物など、制作から配信まであらゆるコンテンツがデジタル化されてきている。利用者にとっても、わざわざ店舗に足を運ばなくても入手できるデジタルコンテンツは非常に扱いやすく、物理形状に左右されないのでいつでも側に置いておき、好きなときに楽しむことが可能である。また、趣味として一般人が制作するデジカメ写真などのコンテンツも、気に入らなければ消すこともでき本人が納得いくまで取り直すこともできる。場合によっては、画像処理を行うことで写真を自分のイメージを前面に出したアートにすることだって可能である。これをブログやホームページなどを用いて、他の人に気軽に見せることだってできるのである。
こういう側面で見ると、デジタルコンテンツというのはとても身近な存在になってきているのだけれど、私自身はデータの保存と言う観点で少々不安になっている。
なぜ不安になったのか・・・
それは先日、部屋の片付けをしていた際に出てきたものが原因である。
出てきたものと言うのがPD。私と同世代の方ならご存じの方が多いと思うが、Panasonicが開発した大容量の光磁気記録メディアである。当時MO(これももはや死語か?)では230MBまでしか記録できなかったものが、PDだと650MBも記録でき、しかも書き換え可能だった。当然、HDD(これも当時は数十メガバイト)のバックアップ用途として、低価格で購入できるため飛びついたのである。
それで、出てきたものと言うのが自分が作曲や編曲した楽曲集のMIDIデータで、懐かしくて聞きたいと思うのは当然の流れだが、残念ながらPDを読み出すドライブがもう無いのである。たとえ、中古で探しても完動品を期待できないのである。仮にドライブが見つかったとしても接続インタフェースはSCSIなので、今時のPCにそんなインタフェースは存在しない。SCSIインタフェースカードの増設、もしくはUSB-SCSI変換アダプタの導入を考えたとしても、OS側で対応できるのだろうか?甚だ疑問である。
このように、その記録メディアへ物理的にアクセスするにも苦労するなんて、20年と言う歳月はITの世界では余りにも長すぎるのだ。しかも、メディアを目視確認すると無数の小さな穴が開いている。これは、保管方法が悪かったのが原因で有ろうと考えられるが、記録媒体そのものが経年劣化していくのである。デジタル故の0か100か、使えるか全く使えないかと言う結果に至るのである。
これを書いている途中で気づいたことだが、デジタルコンテンツの場合は物理的に情報へアクセスできない危険性と別に、データフォーマットの永続性と言う問題も持っている。こちらは、経験された方もいらっしゃると思うが、Justsystem社の一太郎と言う日本語ワープロのver.5くらいで作成されたデータ(拡張子が.jswとか.jxwだったかな?)をMicrosoft Wordで開こうとして開けないと言う状況。幸い、Justsystemから一太郎ビューアと言う無償のビューワが提供されているので、見たり、印刷したりはできるのであるが、サポートが打ち切られたフォーマットのデータだと、アクセスできても使えないと言うデジタルならではの問題も存在するのである。
これが、アナログだとどうなるか。レコードだと傷の部分でプチプチ鳴るが、曲のすべてが失われることは無い。写真も然り、色褪せてもその情景そのものがすべて消え失せることは無い。人間の記憶が再生されるだけの情報が残っていれば、おおかた取り出せるのがアナログの良さなのかも知れない。
古文書だって、紙と墨で書かれているからこそ残っているのだ。保存状況が悪くとも、そこに人間の脳みそが介在することで再生できているケースも多かれ少なかれ有るに違いない。
MIDIやJPEG、TIFFなど長く残りそうな汎用フォーマットで保存して、長期の保管にも耐える記録メディアに書き込む。なおかつ、フォーマットや記録メディアの変遷に追従して、移し替えるなどのメンテナンスをしていかないと、デジタルで制作された情報は将来へ残せないと言うことを 21世紀の初頭で経験したのであった。
探せば記事はあるもんだ
ネタが無いので更新が滞っていたがよく考えてみると、模型、写真、車両研究のどれをとってもやりたいことが沢山あって、「こうしたいな」と思う事も記事として書けば良いんだって、今更ながら気づいた。何となく、ブログは行動の結果を記録していくものとの思い込みがあって、「行動していないから書くことが無い」と勝手に思い込んでいただけだった。
ブログで夢を語っても誰にも叱られないしね。
そういうことで、やりたいこと、思いついたことも一杯書いていこうと、さっきひらめいた。
カテゴリかいや・・・投稿タグに検討中とか、実行中もしくは途中経過、成果なんかを作って 、ショート記事を積み上げていく形で、進行状況の報告も取り上げていこうと思った次第です。