Roco Z21の導入

1月 10, 2014 by · 2 Comments
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前回の投稿でDD54をDCCサウンド化しました。
今回は制御機器側の近代化をしてみました。

ドイツのフライシュマン系列Roco社の製品Z21と言うDCC コマンドステーションを輸入しました。これはスマートフォンやタブレットをワイヤレス方式のスロットルとして使用するものです。

 

パッケージはこんな感じ

Z21外箱

Z21外箱

 

 

中身ですが、コマンドステーション(黒)、ACアダプタ、Wi-Fiアクセスポイント(Planex製)、LANケーブルが入っています。

Z21中身

製品出荷当初は、ACアダプタのプラグ形状が日本に合わない欧州規格だったり、Wi-Fiアクセスポイントも日本の技適にパスしていないため使えないなど、色々問題があったようですがエントリーモデルのz21(白)とエキスパートモデルのZ21(黒) のラインナップ※となり、よりグローバルな製品仕様となったようです。※本体のカラー以外に製品名称のレタリングが大文字Zで始まるのと小文字zで始まる違いがあります。

 

とりあえず、どんな感じか味見しようと思うのでKATOのユニトラックに接続するためにフィーダー線を加工します。

コネクタ加工前

コネクタ加工前

コネクタ加工後

コネクタ加工後

これで、ユニトラックのフィーダー付き線路に簡単に接続できるようになりました。

 

これからが本当の味見なのですが、今回はここまで。
次回、スマートフォンへ制御アプリをインストールして実際に動かすあたりを記事にしたいと思います。

DD54をDCC化

12月 12, 2013 by · Leave a Comment
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DD54をDCC化

色々思うところがあって実験的に造形村の16番DD54ディーゼル機関車をDCC制御にしてみました。今までアナログDC制御で走らせていたのですが、もっと愉しめる遊び方が出来ないモノかとデジタル制御をやってみます。

今回は、欲を出して音まで鳴らせるタイプのDCCデコーダ基板(ESU LokSound V4.0)を搭載してみました。以下、アナログDC制御基板をDCC基板に置き換えた超簡単な加工の流れを掲載したいと思います。

まず、パッケージを開封した製品のままの状態。

DD54加工前

 

下の写真は、走行系と車体を分解したところ。
分解は左に写っているビスを4本外すだけで出来ます。
でも、前後台車の裏にあるので長めのプラス精密ドライバが必要です。

DD54の車体を分解

 

アナログDC基板を拡大しました。

アナログDC基板

 

これをソケットから抜き取り、DCC基板を取り付けます。
差し込む向きは間違えないとは思いますが、この製品は21ピンMTC規格です。正しく実装しないと基板が燃えますご注意を!
NMRAのDCCに関する規格(S9.1.1)や、NEMの660に21MTCの仕様が書かれているので読んで確認してみてください。

DCC基板

 

製品そのままで長方形のバッフルが用意されているのですが、デコーダに付いていた23mmφのスピーカとバッフルを使うために取り外してしまいました。こんな感じです。
インストール後

 

ここまでやって、車体を載せてネジ止めすれば完成。半田付けもいらないし、DCCレディの製品はありがたいですね。

本当は、DCCで制御した動画を掲載したいのですが、独のメーカーに注文しているDCCコマンドステーションがまだ届いていないので試験すら出来ていない状況です(笑)
このDCCデコーダはアナログDCでも制御でき、走行音だけは鳴るのでそれだけでも結構愉しめます。通常のDC制御と違って、線路の引加電圧に応じて「起動、走行、惰行、制動、エンジン停止」が行えて、それぞれのサウンドが鳴るようになっています。また、ランダムにコンプレッサーの音も鳴ります。

私自身は生でDD54の走行音を聞いたことがないのですが、きっとこんな音だったのだろうと満足しています。

模型用ツールの製作をするぞ

1月 24, 2012 by · Leave a Comment
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常々色々な成果を出そうと思っているのだけれど、ダイレクトに鉄道写真や鉄道模型に直結する成果物は生み出せない状況です。なので、自分が手を動かさなくて人様に喜んでもらえるモノなら出来るかもしれないと思った次第です。

自分自身、あったら良いなぁと暖めていたアイデアで、モデラーさんには意外と使える(だろう)ツールを作ろうとメーカに問い合わせをしております。

作れそうなら、また、ここの記事でご紹介したいと思います。

ペーパークラフト

9月 11, 2011 by · Leave a Comment
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「週刊DD51を作る」を冗談半分、本気半分でブログ記事として投稿したのですが、検索サイトから東ブログへお越しになられた方が数名いらっしゃったようですね。ニーズ有りますか?もし熱望される方がいらっしゃるのでしたら、本気モードのプロジェクトとして活動を開始しても良いですね。
ただ、図面を読んでペーパークラフトとして構成する時間が必要なので、実際に週刊とは行かないですが、そう遠くは無い将来にやろうと考えていたアイデアなので考えてみようと思います。

やはり、縮尺は最低でも1/87でしょうか。あと、1/80と1/45くらいをラインアップに揃えると言う感じで、カラーバリエーションも国鉄色、JR貨物更新色、北斗星色とか揃えることができたら楽しいかな。こうやってアイデア出しているときはワクワクしますね。

下の画像は、ポーランドGPM社が製造しているPKP(ポーランド国鉄)のDLを作ることができる型紙です。中は細かいパーツがカラー印刷されておりt0.2やt0.3の紙に貼って切り出すなど、細かく作成上の指示が記載されています。まぁ、こんな感じのものなら作れるかも知れませんね。

ポーランド製のペーパークラフトパッケージ写真

ボックスモデルと呼ばれる型紙集

探せば記事はあるもんだ

ネタが無いので更新が滞っていたがよく考えてみると、模型、写真、車両研究のどれをとってもやりたいことが沢山あって、「こうしたいな」と思う事も記事として書けば良いんだって、今更ながら気づいた。何となく、ブログは行動の結果を記録していくものとの思い込みがあって、「行動していないから書くことが無い」と勝手に思い込んでいただけだった。
ブログで夢を語っても誰にも叱られないしね。

そういうことで、やりたいこと、思いついたことも一杯書いていこうと、さっきひらめいた。
カテゴリかいや・・・投稿タグに検討中とか、実行中もしくは途中経過成果なんかを作って 、ショート記事を積み上げていく形で、進行状況の報告も取り上げていこうと思った次第です。

北勢線クモハ277

4月 15, 2011 by · Leave a Comment
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さんざんクモハ270形でも277だけは配管が違うとばかり言ってきたので、ここらで写真を掲載します。

こちらが、左側(空気作用管)です。

276までと異なり1本しかありません。

取り付け方は同じですね。

 

こちらは、右側(高圧母線)になります。

空気作用管と同じく1本しかないので、左右に分かれておらずフューズ箱も小型の物が搭載されています。また、パンタ鍵外し装置が妻窓上に設置されていないのも特徴です。

 

 

北勢線270形屋根上配管

4月 15, 2011 by · Leave a Comment
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では、妻面配管を掲載してきましたが、いよいよ本題の屋根上配管です。

クモハ270形 273の屋根上写真です。

車体は小さくとも、仕組みは一般的な直流電車と同じなので、

配管はオーソドックスな構成となっています。

パンタグラフも一般的なPT42形のようですが、パンタ台は

近鉄風の2段碍子です。ただ、パンタ下枠の端部に横向きに

碍子が付いているのが特徴。

これまた、クモハ277とは取り付け方法が異なるので、

模型化する際の違いとして再現されては如何でしょうか。

 

北勢線270形妻面配管(その2)

4月 15, 2011 by · Leave a Comment
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北勢線の実車資料をどんどん上げていきます。

270形273の母線側妻面配管です。伊勢湾を基準にすると山側と言っていいのかな。

フューズボックスから出た2本の母線が左右に分かれて降りていきます。

妻面窓の上にある箱はパンタ鍵外しになります。

 

北勢線270形妻面配管

4月 14, 2011 by · Leave a Comment
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北勢線のナロー電車資料シリーズと行きましょう。

これから少しずつ撮影してきた物をブログで紹介していきたいと思います。

まずは、動力車270形の妻面配管(空気作用管)です。

274の写真になります。同じ270形でも277(1990年製)の配管は異なります。

C59レストア

4月 13, 2011 by · Leave a Comment
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かなり前にジャンクとしてオークションで入手した16番のC59があるのだけど、どこがどのようにジャンクなのかチェックしてみた。車両そのものは年代物なので精密とはほど遠い造形だけどシンプルなところが意外と良い。

動輪以外の車輪全てが黒色の樹脂製。テンダー台車が未塗装である。当然、空気作用管なんて洒落た代物は付いてないですね。ちなみに、オークションの商品説明では「動かない」と言う事で格安で入手したのだけれど、モーターは付いているし、まぁ12Vだから燃える事はなかろうと、通電してみると 「あれ?動くじゃない」 と思ったのもつかの間、動輪がピタッと止まって変な匂いが・・・・やっぱり動かないのね。

 

で、なにがどう動かないのか、より詳しく調べるために分解しながら、通電して確認していくとモーターからのウォームと第二動輪の平ギアまでは問題なく動いている。これは期待できるぞ!

 

でも、何故動輪が止まるのか?ウォームを外して、下回りだけになったものを線路に乗せて手で押してみて動かない原因があっさりと判明。

主連棒がある角度で連結棒に引っ掛かることで止まるみたい。しかし、それぞれのパーツに歪みやねじれはない。なんで???

 

嫌な予感!?

もしかして、このシリンダブロック13mm用だったりしない?

 

予想が的中、悲しい展開に・・・

 

ちょっと、手を加えて動くようにするぞ!と言う目論みは見事にはずれたのでした(笑)

元のオーナーさんもレストア出来ずに手放したのだろうか?最初からだとすれば、エラー品なんだけどねぇ。パーツも売ってないしどうしよう。

え、自作ですかぁ

 

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