DD54をDCC化
DD54をDCC化
色々思うところがあって実験的に造形村の16番DD54ディーゼル機関車をDCC制御にしてみました。今までアナログDC制御で走らせていたのですが、もっと愉しめる遊び方が出来ないモノかとデジタル制御をやってみます。
今回は、欲を出して音まで鳴らせるタイプのDCCデコーダ基板(ESU LokSound V4.0)を搭載してみました。以下、アナログDC制御基板をDCC基板に置き換えた超簡単な加工の流れを掲載したいと思います。
まず、パッケージを開封した製品のままの状態。
下の写真は、走行系と車体を分解したところ。
分解は左に写っているビスを4本外すだけで出来ます。
でも、前後台車の裏にあるので長めのプラス精密ドライバが必要です。
アナログDC基板を拡大しました。
これをソケットから抜き取り、DCC基板を取り付けます。
差し込む向きは間違えないとは思いますが、この製品は21ピンMTC規格です。正しく実装しないと基板が燃えますご注意を!
NMRAのDCCに関する規格(S9.1.1)や、NEMの660に21MTCの仕様が書かれているので読んで確認してみてください。
製品そのままで長方形のバッフルが用意されているのですが、デコーダに付いていた23mmφのスピーカとバッフルを使うために取り外してしまいました。こんな感じです。
ここまでやって、車体を載せてネジ止めすれば完成。半田付けもいらないし、DCCレディの製品はありがたいですね。
本当は、DCCで制御した動画を掲載したいのですが、独のメーカーに注文しているDCCコマンドステーションがまだ届いていないので試験すら出来ていない状況です(笑)
このDCCデコーダはアナログDCでも制御でき、走行音だけは鳴るのでそれだけでも結構愉しめます。通常のDC制御と違って、線路の引加電圧に応じて「起動、走行、惰行、制動、エンジン停止」が行えて、それぞれのサウンドが鳴るようになっています。また、ランダムにコンプレッサーの音も鳴ります。
私自身は生でDD54の走行音を聞いたことがないのですが、きっとこんな音だったのだろうと満足しています。
活動再開しよう
この記事を投稿する前に、EF81-600番代の記事を投稿してしまいましたが、
ブログを再開しました。なかなか、資料館としての情報を投稿出来ないのですが、
少しずつ更新していきたいと思います。