北勢線クモハ277
さんざんクモハ270形でも277だけは配管が違うとばかり言ってきたので、ここらで写真を掲載します。
こちらが、左側(空気作用管)です。
276までと異なり1本しかありません。
取り付け方は同じですね。
こちらは、右側(高圧母線)になります。
空気作用管と同じく1本しかないので、左右に分かれておらずフューズ箱も小型の物が搭載されています。また、パンタ鍵外し装置が妻窓上に設置されていないのも特徴です。
北勢線270形屋根上配管
では、妻面配管を掲載してきましたが、いよいよ本題の屋根上配管です。
クモハ270形 273の屋根上写真です。
車体は小さくとも、仕組みは一般的な直流電車と同じなので、
配管はオーソドックスな構成となっています。
パンタグラフも一般的なPT42形のようですが、パンタ台は
近鉄風の2段碍子です。ただ、パンタ下枠の端部に横向きに
碍子が付いているのが特徴。
これまた、クモハ277とは取り付け方法が異なるので、
模型化する際の違いとして再現されては如何でしょうか。
北勢線270形妻面配管(その2)
北勢線の実車資料をどんどん上げていきます。
270形273の母線側妻面配管です。伊勢湾を基準にすると山側と言っていいのかな。
フューズボックスから出た2本の母線が左右に分かれて降りていきます。
妻面窓の上にある箱はパンタ鍵外しになります。